探偵学校にはどんなタイプの学校がある?通信型や受講型などを解説

探偵になるためには、必須の資格はありません。

ですから、雇ってくれるところさえあれば明日からでも探偵として働くことは可能です。
ですが、何の知識も経験もないままに入社をしてスムーズに業務をこなせるほど探偵業は簡単なものではありません。

そこで探偵として就職をしたい、探偵の仕事に興味がある方に人気なのが探偵学校です。
探偵学校へ通ったからといって何らかの資格がとれるという訳ではありませんが、その基本的な知識やノウハウを身につける第一歩となることでしょう。

探偵学校の種類

探偵学校には主に通信型、受講型、通信+受講型の3つのタイプが存在します。
それぞれにメリットデメリットがありますから、3つのタイプの探偵学校の特徴をしっかり把握することが大切です。

通信型

世の中には、沢山の通信教育や通信講座が存在しています。 近年ではインターネットの発達により通信教育・講座の幅もますます拡がりました。

もちろん探偵学校にも通信で学べるタイプの学校があります。

ここで説明するのは、通学が一切不要の100%在宅で学べる通信型タイプについてです。
通信型の探偵学校のメリットと言えば、やはり在宅で学べるということでしょう。

探偵学校で学びたいという人の中には、日中は社会人や大学生をしているという人も多いもの。
探偵学校へ通う時間を取れなくても、通信型なら自分にあった学習スケジュールをたてられるので、仕事や学業との両立も可能です。

また、通学するよりも授業料を抑えられるというメリットもあります。
出来るだけ授業料を抑えつつ、探偵の勉強をしたいという人に通信型は特に人気となっています。

しかし、完全通信型は、テキストやネットを使った学習が基本となり実地教育は行いません。
そのため、通信課程を終了しても実戦力や即戦力という点では、不安が残ることもあります。

また、自由に勉強のスケジューリングが出来るということは、メリットにもなりますがデメリットになることもあるのです。
自分に甘くなり理想通りに勉強が進まなかったり、計画を途中で挫折してしまうことも少なくないでしょう。


受講型

通信型探偵学校の対極にあるのが、受講型タイプの探偵学校です。
これは、簡単にいうと探偵学校に通学をして勉強をする、いわゆる実地教育が中心のものです。

探偵学校の通学といっても、毎日朝から夕方まで授業を受けるといったことはありません。
多くの受講型の探偵学校は1コマ何時間×何コマとなっています。

例えば1.5時間×20コマというようになっており、これは受講するコースによってコマ数が個別に設定されているのです。
期間としては平均して1ヶ月程度となっているケースが多くなっています。

中には教育に長期間かけている学校もありますが、そのような学校はかなり稀ですから、探偵学校は他の専門学校などと比較しても短期間で卒業することが出来る仕組みになっていると言えるでしょう。
受講型では、テキストを使用した座学もありますが、より実践にそくした尾行や張り込みなどの実習も行います。

カメラなど様々な機材の使い方も講師の指導のもとで学習する事になります。

そのため、探偵として働きたいという強い意思を持った方には、受講コースが人気です。
メリットとしては、完全通信型とは違い実地教育を受けられるということです。

デメリットとしては、近くに学校がなかったり仕事が忙しく不規則な人には受講が難しいというと、そして授業料が高くなってしまうということでしょう。


通信+受講型

通信教育と受講型を組み合わせて授業を行っている探偵学校もあります。
ベースは通信、そして何時間か通学をするというタイプです。

自分にあった学校を選ぶ

探偵学校は自分の目的やライフスタイルなど、様々な点と照らし合わせて最適なところを選びましょう。
大まかに3種類の探偵学校を紹介しましたが、同じタイプであっても学校によって教育の質は様々です。


そのことも忘れずに探偵学校を選ばなくてはいけませんね。

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